
2-3.QAセッション
スピーカーが一番伝えたいことを引き出せるようにしましょう(建設的発問)。スピーチの内容に矛盾する点などがあれば聞くべきですが、スピーカーがいいたいことをわざわざ否定するためのような、あら探し的質問は行わないことを心がけましょう。
また本題に入る前に、10~30秒の簡単な会話でice-breakingすると良いです。スピーカーに対する思いやりを持って質問しましょう。
よくあるice-breaking
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”Thank you very much for [ wonderful/excellent/heart-warming/powerful ] speech.”
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“I was very [ interested in /excited in /moved by] your speech.”
よくある導入。乱発して単調にならないように。バラエティー豊かに。
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”Are you nervous, now?” “Did you sleep well last night?”
緊張していそうな場合。”No problem.”とか”Feel free to answer.”などと言ってあげる。
Questionとその意図(コンテンツ編)
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”Why were you interested in this topic?”
スピーカーの価値観が知りたい場合。その考えをなぜ聴衆に広めたいか知りたい場合。
”Why did you choose this topic?” と意図は同じです。しかしスピーカーとの自然なコミュニケーションを考えて、より柔らかい表現を選びます。
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”Do you have some data about that?”
スピーカーの主張に裏付けを取りたいとき。データがスピーチにない時。
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”You said 〇〇〇〇 in your speech, but some people may think 〇〇〇〇. So could you tell me your opinion about that?”
スピーカーの主張と反対の立場の人をどう説得するか知りたいとき。(QAでスピーチの弱点について反論吸収できるかどうか見たいとき)
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”Let me confirm if my understanding is right. You think 〇〇〇〇, am I right?”
スピーチで一番伝えたいことがよく分からない場合。一般に ”What’s your main claim?” などと言われるものです。スピーカーにとってより心象の良い言い方と考えてもらえばいいです。